森吉山とその周辺を巡ってきた (2) 森吉山 (ゴンドラで山頂まで)
少し間が空いちゃったけど前回の続き。
翠雲公園から道の駅あにを経由し、森吉山の麓(?)にある阿仁スキー場へ。道の駅経由なのは昼ご飯のためで、少し遠回りになるけどせっかくなので足を延ばしてみた。みたんだけど、13時を過ぎたからか、ご飯物や定食が売り切れだったので、結局食べずに阿仁スキー場へ行くことに。
阿仁スキー場には14時頃到着。山道だから心細かったけど、道中に阿仁スキー場まで〇kmという看板があったから、幾分精神的に助かった。建物の写真撮り忘れたけど、1階にレストランとか売店、チケット売り場がある。
お昼はからあげ丼と、サ]ービスしてつけてくれたお味噌汁。書いてて気がついたけどこの写真手振れしちゃってる。恥ずかしい。
少し食休みをしてから、ゴンドラへ。
往復券は1,800円で、所要時間は片道20分くらい。ゴンドラの運行時間は夏の時期で上りが15:30、下りは16:00が最終らしい。随時運行しているから好きな時間に乗り場に行けばOK。
ゴンドラはあまり広くない。あと、ポールを通過するとき少しガタガタ音が鳴るからちょっと不安になるかも? けど、山の上に向かうから眺めは結構良い。次の6枚はX-E4とElmar 5cmで撮影。
ゴンドラの窓が青いから写真も少し青くなった。この時には気づかなかったけど、こういう時は色温度を変えれば色の補正できたのかな? とりあえず、写真撮ってたら20分はあっという間だった。
ゴンドラ乗り場に隣接するビジターセンターのバルコニーからの眺め。さすがにElmarだと75mm相当の画角で狭いので、zuikoのズームレンズに付け替え。それでも50mm相当の画角だけど多少は広く撮れる。テーブルフォトやゴンドラ車内の撮影を考えると、もう少し広角もあれば便利そう。
この日は雲が多かったけど晴れたらもっと気持ちいいかも。気温も山の上だから5℃くらい低くて今時期だと快適。
写真撮ったり景色を楽しんだりで30分ほど滞在。下りの運行が16時までなので15時55分にビジターセンターから移動しようとしたら、出入口に鍵かけられてて焦った。係員が気づいてくれたから乗れたけど、ちょっとモヤモヤ。次来るときはもう少し時間にゆとりを持って行動しなきゃだな。
まぁ、初めて森吉山に来たけど、山の上からの眺めはやっぱり良いよね。あと涼しい。
逆にネックになるのは、森吉山に行くまでに時間がかかることと、ゴンドラの往復料金で1,800円かかるところか。今年の夏にもう一度行くかはわからないけど、秋になったらもう一回行ってもいいかもしれない。
最後にまた白黒写真を貼って終わります。
森吉山とその周辺を巡ってきた (1) 北秋田市 翠雲公園
Elmarがどんな写りをするか確認するために、森吉山とその周辺を巡ってきました。今回のメインの目的は、阿仁スキー場から森吉山の上までゴンドラが出てるらしく、これに乗って山の上から写真を撮ろうかと。Elmar 5cmだけでは75mm相当(35mm換算)の画角オンリーになってしまうので、標準~中望遠域をカバーできるzuiko 35-70mmのズームも持っていきました。
阿仁スキー場に向かう前に道の駅かみこあにでちょっと休憩。
夏になると木々の色が濃くなるからか、ビビッド (ベルビア) が一番っぽいかなぁと思ったり。でも後で見返してみると、ビビッドは緑が少し濃くて誇張してる感があってあんまし好みじゃないんだよね。空の色はビビッド、緑の色はプロビアとかアスティアのような設定ってないものか。
ナビで阿仁スキー場へのルートを確認していると、道の駅かみこあにの近くに翠雲公園という場所を見つけたのでちょっと寄り道。ネットで確認してみると紫陽花が植えられているらしい。
翠雲公園へは、道の駅かみこあにから鷹巣方向へ、国道285号から県道24号に入る。24号に入ってから5分くらい走ると入口がある。
入口から少し進むと案内板があって、案内板に向かって右に進むと広い駐車場がある。左に行くと紫陽花が植えられている所の近くに行ける。駐車場の他、園内の道路の途中にも数台止めれる駐車スペースがある。道はつながってるからどっち行っても問題なし。
紫陽花は結構多くて、見ごろだったと思う。
で、どうやらこの公園の紫陽花って子供が生まれた記念に植えているのかな? 手前の小さい紫陽花の各株のそばに「年月日、だれそれ、どういう子に育ちますように。」って書かれた板があった。
紫陽花はそんなに多くないから、ここ翠雲公園はあまり長居するような場所ではないかな。良くも悪くも紫陽花しかないから見たら終わっちゃう。写真の撮影日時を確認すると20分程度の滞在だったようだ。
書いてて思ったけど、製造年1936年のElmarでもこれだけ写るのは驚くしかない。自分のX-E4はシャープネスと明瞭度をマイナスの値にしているから、パキッと解像する写真も撮ろうと思えば撮れるのか...?
長くなっちゃったので森吉山のお話はまた次回。最後にせっかくなので白黒を5枚ほど張っておきます。
ファインダーSBOOIとレンズ遊び、それと見た目が問題だ
Leica IIIb用に外付けファインダーSBOOI (スボーイ?)とIndustar-50 5cm f3.5を買いました。
SBOOI スゴーイ!世界が変わる!スマホの接写なので、なんとなくでも伝わるといいんだけど、比較画像載せると
こんなに見た感じが違うんだよ。
ははは、もうIIIb でなんでも撮れそうな気がする!
そしてレンズをIndustarに交換するとこんな感じ。
うん。やっぱりIIIbとElmarの組み合わせが見た目のバランスが良いな。Industarはちょっとレンズが大きい。距離合わせはIndustarの方がストレスないんだけどね。
IIIbで撮った写真は現像まで少し時間がかかるので、近々ElmarとIndustarでレンズ遊びでもしようかと計画中。
SBOOIとElmarを付けるとLeica感でてない?まぁでてないよね。SBOOIはお飾り。X-E4にElmar 5cmの組み合わせなら換算75mm相当になっちゃうし。マウントアダプター (K&F conceptのM39-FX) も、仕方ないとはいえちょっと異物感というか不格好になっちゃって美しくないしね。
少し話が逸れるけど、このマウントアダプターにちょっと問題があって、infのロックピンがアダプターに干渉するんだよね。
Infに合わせてるとInfから動かせなくなって、Inf以外の距離に合わせておくとInfに合わせられなくなる。使うには後者の使い方しかできないよね。絞って使えば距離10,20mに合わせるとinfにもピントあうだろうし。だからIndustarのようなピンがそもそも無いレンズ、あるいはピンが紛失/欠損しているレンズなら問題なく使えると思う。
話を戻して、Industar-50ならさっきよりはバランス良くなったかな。いっそ、下のZUIKOレンズくらい大きくなってくれると、これはこれで好みなんだけどな。
SELFIX820とF-1の写真を見比べてみよう!
今日はSELFIX820の写真を載せて、ついでにF-1と見比べてみようかと思う。あ、この日はF-1とSELFIX820の2台持ちで同時刻の撮影になります。縦横の違いはあるけどそこはご勘弁を。
こうやって見比べるとSELFIX820の方は赤みがかってて、F-1の方は青みがかってる...よね。
んー?滝を見比べるとSELFIX 820の方が青い?いや、でも露出が暗いからそう見えるだけ?さっきと色味が逆だよねぇ...
こっちも滝の写真と同じくSELFIX820の方が青みがあって、F-1の方が若干赤みがかってる。
最初の山の写真が無ければSELFIX820が青みが強くて、F-1 (FD50mm f1.4 S.S.C) が赤みが強い?あるいはEkter100とFUJICOLOR100の違い?とか考えるんだけど、山の写真があるから、どうやらこれらの違いじゃなさそうだよねぇ。
これはひょっとするとレンズやフィルムの違いでなくて、お店で現像とかデータ化の補正の差?補正はお店にお任せしてたし。そしたら次は補正を指定するか無補正でお願いしてみようかな。
機械式カメラの到達点 Canon F-1
やっぱりさ、金属のボディのカメラって格好いいよね。このF-1には特にそういう印象というか雰囲気を感じるような気がする。自分が思うに、ボディが大きくて、Canonが自信をもって送り出してて、機械式カメラの最終形っていう背景があるからかな、F-1には王者っていう言葉がぴったり合う気がするんだよね。
大きくて重いカメラではあるから、そういうのが苦手な人には勧めにくいけど、構わないっていう方はどうでしょう。
更新が前後したおかけで、データ化が間に合ったのでいくつか載せます。
この滝はアクセスが容易なので、たまーに行きたくなるんだよね。
国道101号線沿いにある、道の駅みねはまから白神山地の方向を撮った写真。今回の24枚の中で1番のお気に入りかも。一番夏って感じがする。
おまけ
せっかく50mm f1.4のレンズなので星空を撮ってみた。たしか東向き、f1.4で30sくらいの露光だったと思う。60sだったかな? さすがに星が流れてるけど、iso100でも意外と撮れるもんだねって思った。手でバルブ押し続けてたのでレリーズが欲しい。
いつかはライカ (ただしバルナック)
今回の更新はF-1の予定だったけど、つい勢いで買ってしまったので変更しました。上の画像みての通り、ライカ IIIbを買っちゃいました!レンズはElmar 50mm f3.5 コート無しにしました。
さて、なぜ買ったかっていうとレンズです。Elmar 50mm f3.5 コート無しを使ってみたくて、じゃあ本体も必要だよね!ってことです。だってコート無しですよ?コート無し。今時というか当時でもコート付きがあるにも関わらずコート無し。どんな描写になるのかなーと体験してみたくて。
少し前の記事でも書いたんだけど、(F-1と)バルナックライカは少し前から気になってて、まぁ買うきっかけになって良かったなと。
惜しむらくは、もう少し早くこのレンズの存在を知っていれば某マ〇プカメラのポイント5倍に間に合ったのに、っていうことですかね。
さて、やはり百聞は一見に如かず、使って初めてわかることって多いですね。今日一日使ってみましたが、正直な感想を言うとあまり楽しくないんですよね。見た目は間違いなく好きなんですけど、使用感についてどうしても気になる点が多くて。ひとまず3つ(レンズ2, ボディ1) あって、
①沈胴式なので、車の助手席に置く/鞄に入れるなど合間合間に縮めておかないと強度的に折れそうで不安。で、縮めると撮りたいときに伸ばす動作が必要で手間が増える。
②距離20m近辺の対象を撮ることがあったけど、レンズにはinf固定のツマミがあってinfと20mの距離合わせの時に引っかかりがあって気になる。
③ファインダーから見える景色がどうにも小さく(狭く)て、見にくくて爽快感にかける
ひとまず、これらが改善できれば気持ちよく使えるようになるのだろうか...
①は沈胴式でないレンズを使えば改善されると思うけど、L39マウントでそういうレンズがあるのだろうか?要調査。
②昼間は絞って使うから被写界深度は稼げているはず。10m以上は厳密な距離合わせを行わない?
③はSBOOIという外付けファインダーとやらがあるらしいから、それを使えば広くて明るい視野を得られるだろうか?できれば一眼レフのファインダーくらい広くて明るい視野が欲しい。これは買って試すしかないかな。
このカメラを使おう!って思えるようにやれるだけやってみようか。
SELFIX820という名の神カメラ
カメラ紹介の前にちょっとご連絡。
ブログのデザイン変えてみました。しばらくお試し運用します。
で、自分の使っている中判カメラはSELFIX820です。35mmフィルムを使っていると、やはり中判を使ってみようと思いまして、本機を購入した次第ですね。選んだ基準は見た目で、この格好良さは何と言ってもレンズ周りでしょう。レンズ周りが非常にシンプルで、機能美というか洗練された感というか、それでいて上品なシルバーの金属光沢。神々しさすら感じますね。とても輝いて見えます。
実際に使ってみても使い勝手も悪くないです。撮影サイズを6x9か6x6で選べるんですが、レンズの焦点距離は105mmなので6x9なら35mm換算46mm相当、6x6なら35mm換算57mm相当の画角なので、広すぎなくて個人的には使いやすい。自分にとって50mmは広角、100mmが標準、200mmは中望遠、のような感覚です。
欠点というほど欠点ではないけど、距離指標がフィートなのと、シャッタースピードが倍数じゃないのが少しわかりにくいかな。まぁこのカメラの見た目の前には些細な問題だし、というか問題ですらなくて色々と考えさせられるのが楽しいよね。あとは物理ダイヤルの操作感。
露出計だとss80だけど、50か100か... うーんどっちにしよう...気持ち明るめに50かな、スッ カシャン... みたいな。 距離infに戻すの忘れてた... あ~あ(笑)